NEWS 最新情報

【販売量66トン?!】YouTuberきまぐれクックが救った新たなる社会貢献の取り組み

きまぐれクックと北海道の漁協がタッグを組み、一次産業の活性化に向けてオオズワイガニの販売を行いました。
その結果、一次産業の売上高の貢献、フードロスの防止へとつながり、一次産業を支えることに成功いたしました。


魚を取り扱う動画が多く、軽やかな包丁さばきと軽妙な語り口が人気を博している人気YouTuberのきまぐれクック。
自身のECサイト「かねこ道具店」にて日本の一次産業を支援する取り組みを行っています。


”オオズワイガニが獲れすぎて困っている”

2023年冬に「オオズワイガニが獲れすぎて困っている」との相談が当社にあったことをきっかけに、きまぐれクックと北海道の漁協との取り組みが開始いたしました。
きまぐれクック自身のECサイトである「かねこ道具店」にて販売を開始し、1か月で販売量約66トンを達成し、一次産業への貢献に寄与いたしました。

そもそも66トンってどのくらい?
66トンは、500mlのペットボトル、13万2千本分の重さに匹敵します。
13万2千本を重ねると、世界最高峰である、エベレストの約3倍分の高さに該当するため、
66トンがどのくらい多い量であるかが想像できるのではないでしょうか。

YouTuberと一次産業の融合の成功理由

本動画の再生数は113万回、Xでも関連投稿のインプレッション数は平均30万件越えと、
とても反響が大きいプロジェクトとなり、きまぐれクックがもつ信頼性と影響力を最大限に活用した発信となりました。


立役者へインタビュー
そんな反響が大きかったプロジェクトを率いたクリエイターマネジメント部の部長にお話をお伺いしてきました!

紹介
クリエイターマネジメント部 部長 関さん
クリエイターマネジメント部はマネジメントチーム、ECチームの2チームに分かれており、メンバーのマネジメントだけでなく、
自らも企画立案やYouTuberの担当マネージャー等も行っています。

 

-販売しようと思った経緯は何でしょうか?
社長の繋がりから「北海道でオオズワイガニが大量発生して販路に困っている」という相談があったことがきっかけでした。
そこで以前から漁業を盛り上げたいと言っていたクックさんに話した所、ぜひ力になりたいと賛同していただき、
事務所全体でオオズワイガニのプロジェクトを盛り上げていこう!という流れになりました。

-クックさんの動画でオオズワイガニを販売するにあたって工夫した点はどういうところですか?
クックさんは自分でしっかりと吟味し納得したものだけ、かねこ道具店で販売しています。
厳しく選んだ商品の良さをストレートに伝えられたこと、一般の家庭で簡単に美味しく召し上がれる方法を伝えられたことだと思います。

▼動画内で商品について伝えているシーン(一部)
     
▼調理方法や召し上がり方法についてのシーン(一部)
     
召し上がることに手間がかかると思われやすいカニですが、
動画内で丁寧な説明を含むことで簡単に剝くことができるということを説明していることも購買に繋がりました。

-ずばり!全体を通して売上が伸びた秘訣は?
「オオズワイガニ」という質は高いけど一般的にはあまり認知されていない商品を魚の業界、
YouTubeの世界でもトップレベルのクックさんが良さを伝えていくというシンプルなことですかね。

-その秘訣が成功要因につながったのでしょうか?
そうですね。世の中には、本当はもっと”価値がある”のになかなか評価されない、知られていない物がたくさんあります。
そんな商材を影響力を持ったYouTuberが発信していくことでもっと色んな人に届けることができると考えています。
今回はその一歩として、一次産業に困っている方々を助け、発信力のあるYouTuberが届けたことで視聴者さんを始めとした方々で救えました。
そして結果的にも社会的意義のある取り組みを行えたと思います。

-今後の計画を教えてください!
まずは世の中に広まるべき商品をどんどん見つけて広めていきたいです!
その中で事務所発信でのPR施策を企画、提案していきYouTuberの影響力を最大限に発揮させ続けていくことによって、
会社のMVVのひとつでもある”クリエイターエコノミーを昇華する”ことに近づけられると思います。
まだまだできること、可能性はたくさんあると思うのでYouTuberと事務所で一丸となって取り組んでいきます!

▼きまぐれクックオリジナルブランド【かねこ道具店】
https://kaneko-douguten.com/
きまぐれクックさんの激推し商品が販売中!

 

 

お忙しいなか、インタビューを引き受けてくださりありがとうございました!
クリエイティブマネジメント部長についてはまた別の記事にてもっと深堀させていただきます!


知らないところで発生している社会問題
もしも、今回の販売が行われていなかった場合、食べられる商品なのに販売方法がないが故に、廃棄となっていた食品です。
その食品を、食に強いYouTuberが発信したことによって、フードロスを防ぐことが可能になりました。
YouTuberが持つ発信力、影響力の強さを最大限に活用できた取り組みだと考えています。

今回のように、消費者自身も購入することで一次産業を支え、支援している=社会貢献をしているという想いを、企業のみでなく
消費者も巻き込んだ形での取り組みとなり、消費者にとっての付加価値を提供することもできました。

この結果から、今後もYouTuberを起用した取り組みをさらに強化し、
多くの地域の一次産業や地方創生のプロジェクトを当社では展開していく予定です。

クリエイター詳細

BACK