【タレント×農家×米品評会】農家の元気が日本の元気に。米・食味分析鑑定コンクールに審査員として参加しました
当社でYouTubeチャンネルを運営しているモデル兼タレントのパンツェッタ・ジローラモ氏が、
12月6,7日に山梨県北杜市で開催された「第26回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」に審査員として参加いたしました。
米・食味分析鑑定コンクールとは
国内外のお米が一堂に会し、これらを審査・評価し、安全性や良食味を求め「良質な米作り」に日々精進する生産者や生産団体を支援し、
更にこれを認めることを目的とするお米のコンクールです。
出品数は5,000点を誇り、様々な品種のお米を整流度や味度を基準に分析・選抜をし、「米・食味鑑定士」による官能審査により最終審査を行います。
出典元:https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/docs/25031.html
どうしてジローラモ氏が審査員として選出されたの?
ジローラモ氏は、会津で自身の田んぼを持ち、自ら田植え・収穫を行っています。
彼が栽培する有機米は、農薬や化学肥料を使わずに育てられており、環境にも優しいことで人気があります。
また、農家の方と一緒にイベントを行ったり、田植え祭や、収穫祭なども行っています。
そのような背景もあることから今回の「米・食味分析鑑定コンクール」にジローラモ氏が招待されました。
審査の流れ
出典元:https://www.syokumikanteisi.gr.jp/concours/shinsa.html
世界中から集まった約5,000点のお米のうち、二次審査を通り抜けた上位39点のお米が、ノミネートされました。
今回は、そのノミネートされたお米の審査を会場で行い、受賞者を決定いたしました。
内容
初日は、「米・食味鑑定士」と呼ばれる米審査のプロによる食味官能審査を行いました。
国際総合部門と、各都道府県・海外地域から選出されたお米の審査を行いました。
ツヤ・香り・粘り・硬さ・甘み・のどごし等の基準によって点数がつけられます。
審査委員からの投票数が多かった生産者へ「金賞」「特別優秀賞」などが受賞されました。
2日目は、全国の農業高校が栽培したお米の官能審査や、トークセッションなどを行いました。
ジローラモ氏はスケジュール上、2日目は参加をすることが叶いませんでしたが、
トークセッション時に、来場者へビデオメッセージにて日本の農業に対しての熱い想いを伝えてくださいました。
「農家が元気になれば、日本も元気になる、農家さんはかっこいいです」「時代も変わっていくので、農業の新技術をもっと考えていく必要があります」など、他にも、一次産業の活性化を繋げるために、当社と一緒に多くのイベントを行っていることなどもお話されていました。
他にも、小学校部門の審査もありました。自分たちの栽培したお米が、「金賞」「特別優秀賞」などと評価され、
認められることは農業の楽しさや、素晴らしさを体感する素敵な機会に繋がりました。
地方からの活気が日本の活気に
今回、本コンクールに参加させていただき、米作りと真摯に向き合う農家の姿勢をとても強く感じました。
会場ではノミネートされたお米しか、触れることはできませんでしたが、
それぞれのお米に、農家の方の想いが込められていました。
こだわり抜いた手法で栽培されており、農家の方の想いがギュッと詰まっているからこそ、
それぞれの香りや味、ツヤなどが異なり、お米の魅力が最大限に引き出されていました。
ジローラモ氏のビデオメッセージの中に、
「時代も変わっていくので、農業の新技術をもっと考えていく必要があります」という言葉がありました。
「変化することに価値がある」という言葉をよく耳にしますが、伝統的な農業の手法も守りつつ、
時代に沿って変化していくことが、更に農業を盛り上げるきっかけになるのではないでしょうか。
農業が盛り上がることで、地方からの活気が更に湧き、日本全国が盛り上がると信じています。
農業を盛り上げるためにも、
当社では、今後もジローラモ氏や農家と一緒に一次産業の活性化を目指して様々なイベントを行って参ります。