人気YouTuber「釣りいろは」とくが登壇!佐賀の豊かな自然を次世代へ―約100人が参加した『森川海人っサミット』で語った“ゆる〜い”つながりの大切さ

佐賀の豊かな自然環境を未来へつなぐ「森川海人っ(もりかわかいと)プロジェクト」。
その集大成となる「森川海人っサミット」が25日に開催されました。
今回のテーマは「若者がつなぐ、森川海のミライ」。
佐賀県を拠点に全国へ釣りの楽しさを届ける人気YouTuber「釣りいろは」のとくがトークセッションのゲストとして登壇しました。
一堂に会した会場は、終始あたたかな笑いと「自然への愛」に包まれた、ヒント溢れる一日となりました。

■プログラム
第一部
○高校生・大学生による森川海の環境保全に関する調査・研究活動等の発表
【森の部】伊万里実業高校 森林環境科
【川の部】高志館高校 環境クラブ
【海の部】鹿島高校 科学部、早稲田佐賀高校 サスティナ部、佐賀大学農学部 システム生態学分野
○森川海人っ感謝状贈呈式
○知事からのメッセージ
第二部
○トークセッション「若者と森川海をゆる~くつなぐには」
■第一部:次世代による調査発表と環境保全への貢献を称える
1.次世代による調査発表と環境保全への貢献を称える
第一部の幕開けを飾ったのは、佐賀の豊かな自然を次世代へとつなぐ、5つの学校・団体による調査・研究活動の発表です。
それぞれの部会ごとに、地域に根ざしたユニークで真剣な取り組みが紹介されました。
地域の演習林を活用した親子イベント「腰岳チャレンジ」を自然の楽しさを知ってもらう活動を行った伊万里実業高校や、
有明海の伝統漁法を用いた生物調査を行った鹿島高校など、地域に根ざしたユニークな活動が紹介されました。
会場内には、高校生がペットボトルキャップをアップサイクルして作ったキーホルダーなど、研究の成果が展示され、これまでの努力の過程が窺えました。

2. 環境保全への貢献を称える
続いて行われた「森川海人っ感謝状贈呈式」では、長年、森・川・海の保全に尽力してきた個人や団体が表彰され、
地域に根ざした温かい活動に会場全体から大きな拍手が送られました。
■第二部:トークセッション「若者と森川海をゆる〜くつなぐには」
第二部では「若者と森川海をゆる〜くつなぐには」をテーマとしたトークセッションが行われました。
登壇したのは、森・川・海の各分野で活躍する、佐賀の自然を知り尽くした4名です。
【モデレーター】徳田 誠 氏(佐賀大学農学部教授)
【森:ゲスト】渕上 沙紀 氏(レイクサイド北山フォレストラボ館長)
【川:ゲスト】亀井 裕介 氏(佐賀大学農学部学生・やながわ有明海水族館名誉館長)
【海:ゲスト】徳村 幸司 氏(登録者60万人を超えるYoutuber「釣りいろは」)

続く第二部のトークセッションは、モデレーターを務める佐賀大学農学部の徳田誠教授を中心に会話がスタートしました。
徳田教授は、第一部で紹介された学生たちの真摯な活動を称えつつ、
今回のテーマである「ゆる〜くつなぐ」ためのヒントを、登壇した各ゲストに投げかけました。

海のゲストとして登壇した「釣りいろは」とくは、
SNSという若者の生活に身近な「ゆるやかな入り口」の重要性を次のように語りました。
「まずは、知ってもらうこと。安全のために自然から遠ざけるのではなく、
動画を見て『楽しそうだな』と感じる、その一歩があるからこそ、生き物との繋がりを意識したり、
地元の農産物を進んで手に取ったりといった行動に繋がります。
SNSという身近な窓口を通して、生活の中で自然に知ってもらうことが大切だと思っています。」
15年間「釣りYouTuber」として時に身体を張り、
時に視聴者と笑い合いながら釣りの喜びを伝え続けてきたとくさんの言葉には、じんわりとした優しさがありました。
木の実や葉っぱを使ったクラフト教室などを開催している、レイクサイド北山フォレストラボ館長の渕上沙紀さんや、
自然環境の魅力を伝えるためメディアで幅広く活躍しているやながわ有明海水族館名誉館長の亀井裕介さんからも、
現場で自然の魅力を肌で感じてもらうための工夫が語られました。
最後は徳田教授が、佐賀の「森・川・海の距離の近さ」を活かした独自の繋がりを強調し、セッションを締めくくりました。
■「森川海人っ(もりかわかいと)プロジェクト」とは
2017年にスタートした、佐賀県の豊かな森・川・海のつながりを守り、育み、次世代へと繋いでいくためのプロジェクトです。
森の栄養が川を通じて海へ流れ、豊かな海産物を育むように、自然の循環は私たちの暮らしを支えています。
本プロジェクトでは、この「循環」の大切さを佐賀県民一人ひとりが理解し、
それぞれの場所で保全活動に取り組む「森川海人っ(自然を守り育む人)」を増やすことを目指しています。
【公式WEBサイト】 https://www.pref.saga.lg.jp/mori-kawa-kaito/