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【文化×食×体験で学ぶ「こどもの日」】日本の伝統を次世代へ

5月5日は「こどもの日」
「こどもの日」の背景や食文化をご存知ですか?
そんな伝統的な食文化を当社所属YouTuberが紹介している動画とともにご紹介いたします。

「こどもの日」とは?
5月5日は「端午の節句(たんごのせっく)」で、男の子の健やかな成長や幸せを祈って、お祝いをする日でした。
1948年に、5月5日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」お休みの日と決められてから、
端午の節句の日が、こどもの日となり、男の子だけでなく女の子両方をお祝いする日となりました。
参考文献:https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html

「端午の節句」が生まれた背景とは?
端午の節句(5月5日)は、古代中国に由来する行事で、日本には奈良時代に伝わりました。
もともとは邪気を払う行事でしたが、武家社会の発展とともに「男の子の健やかな成長を願う日」として定着しました。

鎌倉時代以降、武士の家では「菖蒲(しょうぶ)の節句」と呼ばれ、
「尚武(しょうぶ:武を重んじる)」と通じることから、男の子の成長を祝う風習へと変化しました。
江戸時代には「兜や鎧を飾り、鯉のぼりを立てる」風習が広まり、現代でも続いています。

端午の節句の食文化って?
また食文化では、端午の節句には「邪気払い」と「健康を願う」意味を込めた伝統的な食べ物があります。
地域によって異なりますが、代表的なものをYouTuberのレシピと共にご紹介いたします。

①たけのこや鶏肉
先述の通り、かつて武家では「菖蒲(しょうぶ)」が「尚武(しょうぶ:武を重んじる)」に通じることから、
出世や武運を祈願し、勝負飯と呼ばれる「たけのこや鶏肉を使った料理」を食べる風習がありました。

そんな勝負飯として、春野菜を用いた鶏むね肉の料理レシピを「ふじたかな」がご紹介しています。
季節のお野菜と共に鶏肉を使ったレシピでお子様と一緒に作られてはいかがでしょうか。
出世や武運を祈願して食べる風習となった経緯などを学びながら、実際に体験することで日本の食文化について理解を深めることが可能になります。

https://youtube.com/shorts/CB9pY1jSSoU?feature=shared

②ぶりや鰹(かつお)
関西では、出世魚の「ぶり」や、「勝つ」に通じる「鰹」を食べることもあり、こどもの成長や立身出世を願う意味があります。

「ぶり」や「鰹」のような魚は下処理が難しいこともあり、敬遠されがちですが、
そんな下処理である「うろこ」の取り方も動画内で簡単に「こうせい校長」や「へんな魚おじさん」が紹介しています。
自分で捌くことにより、お子さんの魚への興味関心が育ち、
楽しみながら「こどもの日」の食文化として伝えることが可能なのではないでしょうか。

他にも、
「ちまき」 や「柏餅」などがあります。
「ちまき」は中国から伝わった食文化で、「邪気を払う」とされるもち米を笹の葉や竹の皮で包んだもので、西日本でよく食べられます。
「柏餅」は江戸時代から広まった、日本独自の風習です。
柏の葉は「新芽が出るまで古い葉が落ちない」ため、「家系が途絶えない」という縁起を担いでいます。特に東日本で親しまれている風習です。

これらの食文化を通じて、家族が健康や繁栄を願いながらお祝いするのが端午の節句の特徴です。
そんな伝統的な食文化を現代風にアレンジした食べ方で今年はお祝いしてみませんか?
参考文献:https://www.fukiya-meals.co.jp/food-education-column21-9/?utm_source=chatgpt.com


「こいのぼり」の簡単レシピ
食文化以外にも、「こどもの日」をお祝いするための風習として「こいのぼり」や「兜」があります。
これらの風習も、「立身出世」や「健康的で強く育つように」、「病気や事故などから、こどもを守り、困難に勝ち、丈夫に成長してほしい」という願いが込められており、
「こどもの日」の風習として全国に広まっています。

そんな風習のある「こいのぼり」を、おうちに飾るだけでなく、フルーツサンドとして可愛くアレンジして、お子さまと一緒に楽しく作ってみるのはいかがでしょうか。
「こどもの日」の文化を、身近な体験を通して感じるきっかけになるはずです。


日本文化の継承を
日本の大切な文化のひとつである「こどもの日」。
今回ご紹介した食文化や風習にまつわるレシピを通して、
お子さまと一緒に実際に体験しながら学ぶことにより、「こどもの日」への理解がより深まるのではないでしょうか。

「端午の節句」はもともと、男の子の健やかな成長を願う日として制定されましたが、
現代では、男の子だけでなく女の子の成長も一緒にお祝いする「こどもの日」として親しまれるようになってきました。
性別関係なく、こども全員の成長が「立身出世」や「健康的で強く育つように」、
「病気や事故などからこどもを守り、困難に勝ち、丈夫に育ってほしい」という願いを込めた素敵な日です。

こうした身近な体験を通じて、伝統的な行事の意味や楽しさを自然と感じ取ってもらうことは、日本の文化を次世代へと受け継ぐうえでも大切な一歩です。

当社では所属YouTuberを通じて、季節の行事や文化を楽しく学べるきっかけとなる情報を発信してまいります。
今回ご紹介したレシピはほんの一例に過ぎません。他にも多くのYouTuberが多彩なレシピを紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

クリエイター詳細

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