韓国美容は『見る』から『試したい』へ。「李家everyday サラ」に見る、美容×SNSの伝え方

なぜ今、韓国美容はSNSで「検索」されるのか?
「韓国で人気のコスメを知りたい」「話題の美容アイテムを試してみたい」「実際に使った人の感想を見てから購入したい」。
美容やコスメを探すとき、検索エンジンだけでなく、InstagramやYouTube、TikTokなどのSNSから情報を集める人も増えています。
特に韓国美容は、新しいコスメや美容トレンドが次々と登場するジャンル。
SNSでは、商品の情報だけでなく、実際の使用感や使い方までリアルに知ることができます。
商品ページでは分かりにくい「実際に使うとどう見えるのか」「どう使えばいいのか」といった情報を、
写真や動画を通してイメージできるのがSNSならではの魅力です。
つまり、美容・コスメにおけるSNSは、「商品を知る場所」から「自分が使う姿を想像する場所」へと変化しています。
そんな美容情報を自身の視点で発信しているのが、「李家everyday サラ」です。
韓国や美容に関する情報を発信するサラは、商品そのものだけでなく、実際の使用シーンや自身の視点を交えながら、美容の魅力を届けています。
ここからは、サラの発信を通して、SNS時代の美容・コスメPRに求められる「伝え方」を見ていきます。
「この人が使っているなら気になる」ー李家everyday サラとは?
「この人が紹介しているものなら、ちょっと気になる」
SNSで美容情報を探していると、そんな興味を生み出す発信に出会うことがあります。
その一人が、韓国在住の韓国人インフルエンサー「李家everyday サラ」です。
サラは、家族全員で出演するコメディー動画が人気の「李家everyday」に加え、個人チャンネル「サラのHOKURO」も展開。
家族での発信だけでなく、個人でも美容や韓国にまつわる幅広い情報を発信しています。
サラの美容発信の特徴は、商品をただ紹介するだけではないこと。
商品の特徴やスペックに加え、実際の使用シーンや自身の視点を交えながら、「自分ならどう使うか」をイメージできる形で届けています。
これは、美容情報を探しているユーザーにとって大きな意味を持ちます。
「どんな商品なのか」だけでなく、「自分が使ったらどうなるのか」が分かるからです。
商品情報に“人”の視点が加わることで、商品がより身近になる。
これこそが、SNSで美容情報を発信するインフルエンサーならではの魅力です。
「おすすめ」だけじゃない。
「李家everyday サラ」の美容発信が伝えていること
「この商品がおすすめ」「今話題のアイテム」。
美容・コスメのSNSでは、こうした情報を目にする機会も多くあります。
しかし、「おすすめ」と言われるだけでは、必ずしも「自分も使ってみたい」にはつながりません。
そこで重要になるのが、実際の使用感や使い方といった“体験”の情報です。
サラの発信でも、商品の特徴だけでなく、どのように使うのか、普段の美容にどう取り入れるのかといった情報を伝えています。
「商品を知る」から「自分が使う姿を想像する」へ。
この一歩が、SNSで美容情報を届けるうえで重要になります。
韓国美容は、トレンドの移り変わりが早く、新しい商品も次々と登場します。
だからこそ、「韓国で人気」という情報だけでなく、「実際に使ってみたらどうだったのか」「どんなふうに使えるのか」という発信者自身の視点に価値があります。
サラの場合も、韓国美容という自身の発信テーマを軸に、自分の言葉や経験を通して情報を届けています。
その結果、フォロワーにとっては単なる商品情報ではなく、美容を楽しむためのヒントとして受け取れるコンテンツになっています。
美容商品の魅力は、スペックだけでは伝わらない
美容・コスメには、成分、機能、価格、容量など、様々な魅力があります。もちろん、それらを正しく伝えることは重要です。
一方で、SNSで求められているのはスペックだけではありません。
「実際に使うとどうなる?」「どんな風に使える?」「普段の生活にどう取り入れられる?」
こうした生活者目線の情報も、商品の購入を考える上で重要になります。そこで力を発揮するのが、インフルエンサーの発信です。
商品を「説明する」のではなく、「体験を見せる」
企業が発信する情報は、商品の特徴を中心とした説明になりがちです。
一方で、インフルエンサーは普段から、自身の生活や美容習慣、愛用アイテムなどを発信しています。
そのため、商品を自身のコンテンツに自然に取り入れながら、「実際に使うとどうなるのか」を見せることができます。
例えば韓国コスメなら、「韓国で人気の商品」と紹介するだけでなく、普段のメイクでの使い方や他のアイテムとの組み合わせまで見せる。
こうすることで、商品情報が「自分にも使えそう」という具体的なイメージへと変わります。
インフルエンサーPRの役割は、単に商品を拡散することではありません。
企業が伝えたい商品の魅力を、生活者が理解しやすい形に変えて届けること。
そこにインフルエンサーマーケティングならではの価値があります。
実際に「李家everyday サラ」が届けてきた、美容・コスメのPR
では、実際のPRでは、どのように商品とインフルエンサーを組み合わせているのでしょうか。
ここでは、李家everydayのサラが携わった美容・コスメPRの事例を紹介します。
成功事例
商材:シャンプー&リンス
▼実績内容
李家訴求セット①:販売個数 前回メガ割より150%増加
李家訴求セット②:オーガニック合わせ、約2万個販売 売上約7000万円
本案件では、家族旅行の様子を中心とした動画の中に、商品紹介を自然に組み込みました。
「旅行中もシャンプー・リンスは持っていく」という日常の会話から商品に繋げ、終盤では実際の使用シーンや泡立ち、成分などを紹介。
広告だけを切り取るのではなく、普段のコンテンツの中に商品を自然に登場させることで、視聴者が違和感なく商品の魅力に触れられる構成としました。
結果として、販売個数・売上ともに大きな実績に繋がっています。
商材:ケア用アイテム
▼実績内容
売上増加率
・対第一四半期:第二四半期は550%を達成
・メガ割:第一四半期比で第二四半期は725%を達成
本動画では、出演者みんなで食事をしながらMBTIについてトークする構成の中で、ケアアイテムを紹介しました。
ブランドのストーリーから商品の特徴、実際の使用方法までを自然な流れで紹介。
さらに、クリームの塗り方やマッサージ方法など、商品以外にも美容に役立つ情報を加えることで「広告を見る」のではなく、
「美容情報を見る」感覚で商品に触れられるコンテンツに仕上げています。
その結果、第一四半期と比較して第二四半期の売上は550%、メガ割期間では725%まで伸長しました。
「フォロワー◯万人だから起用する」は正解?
美容PRで考えたいインフルエンサーとの相性
インフルエンサーを起用するとき、まず目に入りやすいのが「フォロワー数」です。
もちろん、フォロワー数は商品の認知を広げる上で重要な指標の一つ。
ただし、フォロワー数だけで起用を決めることが、必ずしも商品の魅力を伝えることに繋がるとは限りません。
美容・コスメPRで重要なのは、「どれだけ多くの人に届けられるか」だけでなく、「届けたい人に、きちんと伝わるか」という視点です。
まず見るべきは「普段、何を発信しているか」
例えば、韓国コスメなら、普段から韓国美容やコスメについて発信しているインフルエンサーとの相性が考えられます。
反対に、フォロワー数が多くても、普段の発信と商品の関連性が低ければ、PR投稿だけが突然現れたように見えてしまうこともあります。
大切なのは、「この人が、この商品を紹介することに違和感がないか」ということ。
普段の発信テーマと商品の魅力が重なるほど、PRは自然なコンテンツとして届けやすくなります。
「誰に届けるか」と「誰が伝えるか」
同じフォロワー数でも、どんな情報を求めているユーザーが集まっているかによって、PRの伝わり方は変わります。
そのため、インフルエンサー選定では
・発信ジャンル
・フォロワーの興味関心
・商品との親和性
・コンテンツ制作力
・過去のPR実績
などを総合的に見ることが重要です。
李家everydayのサラの場合、韓国や美容という普段の発信テーマがあるからこそ、美容・コスメとの接点を自然に作ることができます。
つまり、重要なのは「美容系だから美容商品を紹介する」という単純な組み合わせではありません。
「その人が普段発信していること」と「企業が届けたい商品の魅力」が重なっているか。
この相性こそが、PRの伝わり方を左右します。
「誰に頼むか」だけではなく、「何をどう伝えるか」
美容・コスメのインフルエンサーマーケティングで大切なのは、フォロワー数という一つの数字だけではありません。
発信ジャンル、フォロワーとの関係性、商品の親和性、コンテンツ制作力、過去のPR実績。
こうした要素を掛け合わせることで、「この商品を、このインフルエンサーに、どう届けてもらうか」というPR設計が見えてきます。
インフルエンサーマーケティングは、企業が伝えたい情報をそのまま発信してもらうだけの施策ではありません。
企業の商品×インフルエンサーの発信×その先にいるユーザー
この3つをつなぎ、商品を「知る」だけでなく「気になる」「試してみたい」へ変えていく。
SNS時代の美容・コスメPRでは、そんな「伝え方の設計」が、これまで以上に重要になっています。