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「地球の日(アースデイ)に考える、私たちの未来」YouTuberと共に創るサステナブルな社会

当社は、持続可能な消費を意識するためにCO2の削減するための取り組みを行っています。
今回は一部をご紹介いたします。

「地球の日(アースデー)」とは?
1969年に発生した原油流出事故をきっかけに、環境問題への関心を高めることを目的に「地球の日(アースデー)」が提唱されました。
翌年、アメリカのウィスコンシン州の上院議員ゲイロード・ネルソン氏は、4月22日を「地球の日(アースデー)」とし、討論会への参加を学生に促しました。
この集会を皮切りに、全世界へ広まっていたと言われています。

今日では、人々の日常生活が地球環境問題に大きな影響を与えているということを理解し、
具体的な行動を取り入れることで地球全体の健康を考え、持続可能な生活様式を推進する機会となっています。

参考文献:https://losszero.jp/blogs/column/col_129
     https://earthday-japan-network.com/news-241220/

今年のテーマ
「地球の日(アースデー)」のテーマは毎年変更されています。
55周年を迎える2025年の「地球の日(アースデー)」では、再生可能エネルギーの発電量を世界全体で3倍にすることを心がけ、
「OUR POWER, OUR PLANET™」をグローバルテーマとしています。

再生可能エネルギーが必要とされる背景
再生可能エネルギーは、以下の3つの課題を解決する観点から必要とされています。
・エネルギーの自給率を上げる
・CO2の排出を抑制する
・エネルギー資源の枯渇に備える

日本では現在、エネルギー資源のおよそ90%を海外からの輸入に頼っています。
電力をはじめとしたエネルギーのおよそ8割は、石炭や石油、天然ガスといった化石燃料です。
これらのエネルギー資源は日本ではあまり採取できないため、そのほとんどを海外からの輸入に頼らざるを得ません。
化石燃料以外のエネルギー資源としては、原子力発電に使用するウランが挙げられますが、これも日本ではほとんど採掘できず、海外から輸入しなければいけません。
従来の発電方法では、エネルギー資源をほとんど自給できない実情があります。

そして、再生可能エネルギーの積極的な活用は、CO2の排出を抑制できるメリットがあります。
従来のような化石燃料をエネルギー源とした発電方法は、発電時にCO2を発生します。
CO2は温室効果ガスの一種であるため、地球温暖化や異常気象を引き起こすとされ、世界中でCO2の排出を削減する活動が行われています。

再生可能エネルギーには太陽光発電や風力発電、地熱発電など、発電時にCO2を排出しない発電方法もあります。
CO2排出量の抑制は、SDGs(持続可能な開発目標)の達成や地球温暖化対策として必要なだけでなく、
国際社会において日本が引き続き評価されていくためにも、欠かせない項目の一つです。
そのため再生可能エネルギーの導入促進を行っていく必要があるのです。

参考文献:https://shizenenergy.net/decarbonization_support/column_seminar/renewable_energy/

当社の取り組み
先述した通り、今年のアースデイでは「再生可能エネルギー」にフォーカスしたテーマが掲げられています。
しかし、再生可能な「自然」を美しく保つためには、直接的に「再生可能エネルギー」とは結びつかないことでも、持続可能な消費を意識することが重要です。
私たち一人ひとりの選択が、社会全体に大きな影響を与えます。

当社では「環境問題」の取り組みとして「自然保護」や「食品ロスの防止」のような取り組みを多く行っております。
今回は一部の取り組みをご紹介いたします。

有機米ブランド「笑里豊(そりーぞ)」の販売
有機米とは農薬や化学肥料に頼らずに水田が本来持っている自然の生産力を引き出して栽培されたお米です。
そのため土壌・水質汚染を防ぐ効果があり、生物多様性の保全に寄与することも期待できる環境にやさしいお米です。
また、世界中で取り組まれているSDGs17の目標のうち4項目が有機米で達成可能な取り組みのため、持続可能な社会へと繋げることが可能です。

▼目標3
ーすべての人に健康と福祉を
有機米は化学物質を可能な限り使用しない生産・加工の方法のため、生態系の健全性が向上し、生物の健康と福祉に貢献可能です。

▼目標6、目標15
ー安全な水とトイレを世界中に
ー陸の豊かさも守ろう
有機米は、水田が本来もっている生産力を引き出して栽培されたお米のため、土壌・水質汚染を防ぐ効果があり、生物多様性の維持・保全に貢献します。

▼目標12
ーつくる責任、つかう責任
有機米の栽培は、自然の力を活用するので、資源やエネルギーを無駄遣いすることはありません。

「再生可能エネルギー」で抑制することが可能なCO2も、有機農業の取り組みにより大気中へのCO2(温室効果ガス)の排出量を、年間15万トンも削減できます。
それは、40万台のエアコンが排出するCO2に相当する量*に相当しています。

参考文献:https://x.gd/2VFAO
補足事項:「年間15万トンのCO₂削減」は、多くの環境・農業系の研究・報告書で使われる指標であり、1年間の活動による効果を示す表現です。
一般的にエアコンなどの家電の排出量も「1台あたりの年間CO₂排出量」で計算されます(例:エアコン1台あたり約375kg/年のCO₂排出)。(375kg × 400,000台 = 150,000,000kg = 15万トン)

人気YouTuber「きまぐれクック」
66トンのオオズワイガニの食品ロス防止へ
「オオズワイガニが獲れすぎて困っている」と当社に相談があったことをきっかけに、
販路がなく廃棄となる予定だったオオズワイガニが、「きまぐれクック」との取り組みにより、1か月で販売量約66トンを達成し、食品ロスの防止に繋がりました。

「食品ロス」を含む一般廃棄物を焼却する際にも、CO2が発生しますが、食品は多くの水分を含むため、焼却の際は、非常に多くのエネルギーを使用します。
100万トンの「食品ロス」を削減すれば、46万トンのCO2を削減することが可能になり、今回の場合だと約30万3600トンのCO2削減を達成いたしました。

参考文献:https://www.city.ako.lg.jp/shimin/kankyou/documents/10datutanso.pdf

持続可能な社会を目指す先に
4月22日の「アースデイ(地球の日)」は、私たち一人ひとりが地球環境について考え、行動を起こすきっかけとなる大切な日です。
私たちの日常生活が環境問題に与える影響は決して小さくありません。
だからこそ、「買いすぎない」「作りすぎない」といった小さな意識の積み重ねが、未来の社会と地球全体の健康につながります。

食品ロスの削減は、CO2排出量の抑制にも直結し、持続可能な社会を目指す上で欠かせない取り組みです。
「アースデイ(地球の日)」を機に、自分たちができることを見つめ直し、より良い未来への第一歩を当社では取り組んで参ります。

クリエイター詳細

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